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「さがら丸」 のテレビ露出情報

渡辺は午前8時半、ジェット船で竹芝ふ頭を出発し、約3時間かけて、新島に向かった。今回、渡辺がホームステイするのは、漁師歴40年の河原朗さんと妻の美代子さんの家。2人とも、新島生まれ、新島育ちだ。新島の人口は、約2000人だ。午後0時半、河原さんの自宅に到着した。朗さんは、5月下旬から旬を迎えるケンサキイカを釣っている。海温上昇などの影響で、漁獲量が減少していて、20年で約6分の1に減った。朗さんは、20歳で漁師になったが、数年前から、漁だけでは生計が立たず、土木工事の仕事にも就いたが、海の仕事を続けたいと、ことし3月に、工事の仕事を辞めた。渡辺は、漁船・さがら丸に乗せてもらった。河原さんは、この春から、新たな収入を得るため、漁船を利用したクルージングを始めた。今回は、新島の美しさを感じられるコースを巡った。カメやクジラと出会うこともできるという。
河原さん夫婦は、両親が住んでいた平屋を改装し、この春から、ゲストハウスを開業した。河原さんは、長女と孫2人と一緒に5人で生活している。午後4時40分、あすのイカ漁に備え、夕食の準備を始めた。くさやは、新島の特産品で、くさや液に浸して干した発酵食品だ。アカイカの刺身や、焼いたくさやと美代子さんが育てたアシタバなどをのせた河原家特製のピザなどが並んだ。午後9時、イカ漁に備えて、早めに就寝した。イカ漁は、深夜から早朝に行われる。翌午前3時、河原さん夫婦が起床。3年前から、美代子さんもイカ漁に同行している。美代子さんは、出発前におにぎりを用意した。午前5時20分に出港し、20分後、所定の場所で、仕掛けを海に投げた。渡辺もイカの一本釣りに挑戦したが、風が収まらなかった影響もあり、この日は、1匹も釣れなかった。船上で、美代子さん手作りのおにぎりを食べた。港に戻り、水着に着替えて、朗さんお気に入りの「湯の浜露天温泉」を訪れた。海を見ながら、温泉を楽しめる。入浴料は無料だ。朗さんは、海は自分にとって最高のもので、第二の人生を頑張ろうかと思うなどと話した。

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