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「しゅりの森自然農園」 のテレビ露出情報

色鮮やかで落ちても割れないほど殻は固く黄身は手でつかめるほど丈夫。「幻のたまご」として知られた卵は高知・三原村の養鶏所で生産されていた。養鶏所を営んでいたのは藤田守さん。2002年に高知・三原村に移住し、村から借り受けた2万1000平方メートルを開拓し「しゅりの里自然農園」を開いた。事業は軌道に乗っていたが2012年に廃業の引き金となる出来事が。ハクビシンなどの野生動物が鶏を襲い、当時飼育していた6000羽のうち5700羽が被害に。2014年には台風11号と12号による被害が。2019年に経営破綻、約5000万円の負債を抱え農園は閉園した。農園復活を誓った藤田さんは動き出し、去年10月に債務整理を終え農園再開を決めた。再出発の地に選んだのは高知・三原村の芳井地区。地区の人口は15人の限界集落。藤田さんは地区にある森を借り以前の農園と同様、いちから開拓を進めている。藤田さんの原動力になっているのは廃業後手を差し伸べてくれた地域の人たちへの感謝の思いで「放し飼い養鶏で外貨を稼いで雇用をつくっていけるようもう一回やり直していきたいと思っています」などと話した。新しい農園の名前は「しゅりの森自然農園」。今年11月に鶏の飼育を開始、卵は来年1月出荷予定。農園再建のための鶏舎の建築費や鶏の購入費などの資金はクラウドファンディングで募ることに。3月に募集を開始するとわずか5日で達成、最終的に約200万円の資金が集まった。今月2日、藤田さんは地区の住民に今後の事業計画を説明、地域の人達も復活を願っている。拠点となるコンテナハウスは地元の建設会社の社長が無償で提供している。支援の輪は広がっていて、県外の支援者からも応援の手紙などが届いている。

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