ふるさと渋谷フェスティバルがきのう、おとといと開催された。愛媛県宇和島市からは「安岡蒲鉾」が出店し1200枚を売り上げ過去最高記録となった。この安岡蒲鉾では、「貧乏くさい」発言以来ネット購入者の6割が秋田県民になっているという。秋田県内のギフトショップでは、今月1日にじゃこ天80個を初入荷したところ翌日までに完売した。3日入荷の80個、4日入荷の100個も売り切れ、きょう入荷の100個も残りわずかとなっているという。愛媛県宇和島市の観光係・上月さんは「知ってもらういいきっかけになった。結果的にOKです」と話している。秋田県民がじゃこ天のブースに謝りに来ていたことについて若新雄純は「SNS時代の新しいコミュニケーションのあり方はこれが理想。謝ることでコミュニケーションになって話題になったり、新しく知って学んだりしていけばいいと思う」と話した。イベントでは秋田のきりたんぽ鍋もきのう730杯を売り上げ過去最高を記録していた。じゃこ天1個には約10匹のほたるじゃこが使用されているといい、値段は現在1個250円前後だが、20年で約5倍に上がってきている。愛媛県では「じゃこ天うどん」や「じゃこ天みそ汁」として食べられていて、じゃこ天のみで十分に出汁がとれるのだという。今月15日、佐竹知事で東京・有楽町で四国4県と秋田県の共同物産展が開催され知事も出席する意向だという。若新雄純は「郷土料理は見た目が地味なものが多い。人生を支える本質的な地味みたなものを見つけられるかというのも大切なんだろうなと思う」と述べた。