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「すずらん歯科矯正歯科」 のテレビ露出情報

足りない歯を再生する世界初の歯生え薬の治験が始まるという。きのう、医学研究所北野病院ら開発チームは世界初の「歯生え薬」の治験を京都大学医学部附属病院で始めると発表。足りない歯を再生させる世界初の試み。治験は30歳以上65歳未満で奥歯のない健康な男性が対象で今年9月〜2025年8月ごろまで実施される。2026年頃には先天的に永久歯が少なくなるとみられる2〜7歳を対象に治験予定。研究を主導する医学研究所北野病院歯科口腔外科・高橋克主任部長らが歯の成長を抑制するタンパク質「USAG−1」に着目。「USAG−1」をピンポイントで狙い撃ちして機能を失わせる「USAG−1中和抗体薬」を開発。永久歯のもととなる歯の芽の成長を促すという。2018年・先天的に歯の少ないマウスに薬を投与し歯を生やすことに成功、2021年・米国科学雑誌で成果が発表されると大きな注目を浴びる。「先天性無歯症」に対する再生治療薬として2030年の実用化を目指す。「先天性無歯症」は歯の数が通常より少ない病気で特に生まれつき6本以上欠損している患者は遺伝性とみられる。食べることが難しくあごの発達に影響。発症率は人口の約0.1%。すずらん歯科矯正歯科・照山裕子院長は「現時点では根本的な治療がない。大人になって入れ歯やインプラントを入れるなどの対策のみ」「先天性無歯症の人にとって救い『歯生え薬』で自分の歯が生えてきたら素晴らしいことだと思う」と話す。将来的に「歯生え薬」は歯周病や後天的に歯を失った人にも使える可能性。医学研究所北野病院歯科口腔外科・高橋克主任部長は「入れ歯、インプラントに続く第3の選択肢になるよう研究を進めたい」と話している。

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