原作は、瀬尾まいこさんの「夜明けのすべて」。W主演の上白石萌音と松村北斗にインタビュー。松村北斗は、パニック障害がある山添を熱演。座学的に勉強する時間もつくり、実際にパニック障害の方がSNSに動画などを投稿しているものを参考にしたという。救急隊員の方を呼んで実践的な向き合い方をしたりしたという。上白石萌音は、PMSがある藤沢を熱演。心の不調だけをみても色々あって定石がないので最初は戸惑ったが、藤沢だけのPMSがあるはずだと思って原作や台本、自分とも照らし合わせたりしたという。脚本を読んだ印象は、松村は撮影前はぼんやりしていたという。ただ撮影中はめちゃくちゃいい台本だと思っていたという。上白石も、最初に読んだ時に捉え所が難しかったという。現場でもどんどん台本が変わっていき、活字が立ち上がっていくのを現場で体感してワクワクした撮影だったという。2人が印象に残っているシーンが、藤沢が山添の髪を切るシーン。監督もカメラの横で笑って震えていたという。