北野武監督が日本外国特派員協会で会見を行い、映画の世界に足を踏み入れたきっかけなどを明かした。1989年に「その男、凶暴につき」で映画監督デビューを果たしたが、映画の世界に足を踏み入れた理由について、漫才は芸能の世界で一番入りやすかったとし、今思えば漫才はアスリートというかもの凄く体力がいるとし、若くないとできないというのがあり、40ちょっとで体力がないのがわかり、映画でもやってみようと思っていろんなものに手を出したなどと話した。また、ジャニー喜多川氏の性加害問題についても言及。ジャニーズのタレントとも仕事をしており、いろいろ噂は聞いたとし、最近になって世界で大きな問題になっているのは時代の流れかなと思うと話した。最新作「首」の公開を控え、次回作の構想も明かした。次回作は暴力映画におけるお笑いというテーマで作品をつくるという。