たわしは水回りの掃除グッズで職人が1つずつ丁寧に手作りしている。東京都葛飾区のたわし工房では兄弟でたわしを作っている。シュロを水で洗いホコリとクセをとる。水洗いした後2~3日乾かしシュロをかたさ・太さなどで選別する。作るたわしの大きさに合わせてカットし切り出した針金を専用の機械に固定する。針金にシュロを挟み均等な厚みになるように整える。ねじる際シュロの厚みが均等ではないと、一番狭いところの針金に負荷が集中し切れる。はみ出したシュロを削り毛並みを整える。真ん中から折り曲げ両端の針金を結ぶ。1日約200~300個のたわしを製作しているという。
