名物の「きつねダンス」は球界を越える人気ぶり。新庄剛志監督率いる北海道日本ハムファイターズ。本拠地は札幌の隣・北広島市に去年完成した「エスコンフィールドHOKKAIDO」。一体どんな熱狂空間なのか。山崎福也選手いわく「海外みたいな魅力しかないスタジアム」とのこと。エスコンフィールドのコンセプトは「これまでにない観戦体験」。試合前にはDJによるライブミュージックが行われる。客席はペットと一緒に観戦できたり、家族でブランコに揺られながら楽しめるなどユニークな席が多くある。特に魅力的なのがピッチャーの投球練習が一番近くで見られる「ブルペンシート」。そして次はスタジアムグルメ。「海味はちきょう」ではいくらがたっぷり乗った「つっこ飯」（3，190円）がいただける。ファイターズファンの応援の魅力は「優しさ」。3ボールのピンチを拍手で応援するのは珍しいこと。そしてファイターズの応援で特徴的なのが、チャンスパートで男女分かれて応援すること。そしてイニング間には名物「きつねダンス」で球場内のボルテージも最高潮に。この日の試合はファイターズが逆転勝利した。するとグラウンドに特別な光景が。選手・監督・コーチ陣が一つの輪になり、奈良間選手が「ファイターズ勝てました！それでは一本で締めさせていただきます」と一本締めをした。これは新庄監督発案だそうで、勝利をファンとともに分かち合うためのものだそう。23日にはプロ野球オールスターゲームが行われる。