「とんかつ とお山」ではキャベツがおかわり自由。しかし、キャベツの仕入れ価格が高騰しているという。「スーパー生鮮館 TAIGA 岡津店」では値段を見て諦めてしまう人も。キャベツの小売価格は今年5月に382円。その後は一旦落ち着いたものの、夏から秋の高温などの影響で先月には417円に。徐々に価格は落ち着くものの、今月は平年よりも高値になる見通し。いま需要が急増しているのが「カット野菜」。カット野菜が争奪戦状態に。茨城県にあるカット野菜工場を取材。千切りキャベツは前年比で120％の伸び率。原料状況がひっ迫しており、茨城県以外の静岡・愛知から購買しているという。足りないキャベツは通常の3倍から4倍で購入しているという。ただ、カット野菜には簡単に価格に転嫁できない“100円の壁”がある。需要が増えても利益につながらないジレンマを感じているという。