依頼品は「土佐光起の屏風」。本人評価額は200万円だったが、結果は1万円だった。安河内さんは「全く違います。まず顔が違う。光起が描く宮廷人物画はお人形のように品が良い。依頼品は質のよくない日本絵の具を使っているので、重くて沈んだ色合いになっている。光起は宮廷絵師のトップですから、顔料ももちろん最高のものを使い奥行きのあるキレイな鮮やかさ。本物であれば2,000万円」と話した。依頼人・田中さんは「15日~骨董市がありますのでぜひ皆さんにオープンでお見せします」と言った。
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