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「にじいろフェアリーしずくちゃん10クリスマスのいたずら子ジカ」 のテレビ露出情報

テーマは「岩崎書店90周年“推し”の一冊」。東京・文京区にある岩崎書店本社を訪れた。岩崎書店90年間の貴重な作品が並ぶ原本棚へ。創業してから約9700作品を出版。フランスの人気シリーズ「ペネロペゆきあそびをする」、宇宙開発競争でブームとなったSF「月世界旅行」など数多くの子ども向けの本を出版してきた。1934年に出版社「慶應書房」を始めた岩崎書店創業者・岩崎徹太さんは当時、反戦活動などにより戦時中に治安維持法によって逮捕され、終戦後には戦前に出版していた一部の本の内容が原因でGHQによって公職追放されてしまった。そんな中、徹太さんの代わりに妻・治子さんが編集長として立ち上がり「二度と戦争を起こさないためには子どもたちの心を豊かにする本が必要」と児童書を出版するようになった。誰でも手に取れる学校図書館向けの本を多く手掛け、出版社として初めて本の学校巡回販売も行った。岩崎書店では90周年に合わせ、社員がおすすめする推しの1冊を公開。その中から“チャレンジ精神”が光る推し本を紹介。「ことわざ絵本」(著:五味太郎)、「半日村」(著:斎藤隆介/絵:滝平二郎)、「はれときどきたこ」(作・絵:矢玉四郎)を紹介。矢玉四郎さんは今年7月80歳で逝去され、大事にしていたはれときどきぶたの原画が岩崎書店に託されたそう。岩崎書店では現在怪談えほんシリーズを14刊まで刊行中。

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