10月から家計にも影響を及ぼす税や制度が変わる。消費税を正確に計算するためのインボイス制度が今日から適用され、税の控除に必要なインボイスを発行するためには免税だった零細事業者も課税事業者になる必要があるなど困惑も広がっており、政府は対策を講じるとしている。ふるさと納税のルールも厳格化され経費の基準が厳密になるほか、地場産品の基準も厳しくなり寄附額の値上げに踏み切る自治体もあるという。酒税も改定され、「第三のビール」が350mlあたり約9円引き上げられる一方で「ビール」は約7円引き下げられる。業界からは「お客様が本当に飲みたいものに応えられる」と歓迎する声も上がっている。