空き家が増え人口減少が進む横須賀市の谷戸。この町に価値を見出す人たちがいる。その一人が室井達哉さん(39)。建築を学び現在は建設ITコンサルタントとして古民家を再生したいと9年前に移住。横須賀と東京とのに拠点生活が始まった。仲間と共に空き家を改修、ただ室井さんが目指したのは空き家の再生だけではなかった。谷戸での生活を通して室井さんは不便さから生まれる人との近さがあると気づいたという。その魅力を伝える場所として、空き家を活用しようと考え去年仲間と「株式会社やとと」を設立した。空き家に役割をもたせ地域でシェア、それがやととが描く新たな暮らし方だった。横須賀市もやととの取り組みに期待を寄せている。市では空き家を拠点にした地域コミュニティーの再構築を目指し補助金で活動を支援している。やととが目指すのは谷戸コミュニティーの再構築だった。
