愛知県知多半島にある美浜町で1934年創業の老舗寿司店「ゆたか寿し」の女将・畠伸子さんが司法試験に50歳で合格。4人の子の母であり義父の介護など多忙を極めるなか合格を勝ち取った。畠伸子さんは寿司を握る以外なら何でもこなす縁の下の力持ち。福祉系の大学を卒業後結婚、4人の子どもを育てながら店に立ち続け、末っ子の大希さんの勉強もサポート。6年前コロナ禍で客足が遠のき店は多額の負債を抱え経営難になった際、経営について詳しくなりたいとファイナンシャル・プランニング技能士を取得。その後行政書士の資格も取り、年金や相続などの相談を受ける仕事をしていた。新たな収入源を模索するなか45歳で弁護士を目指し、独学で予備試験合格を目指した。通信教材や個別指導を受け1日7時間ほど勉強。女将業・子育て・義父の介護と勉強時間の確保が難しくなるなか隙間時間を活用した。複数のことを同時にこなせるようになった秘訣は、子どもが幼い頃のワンオペ育児や寿司店の経験だったという。48歳で法科大学院へ入学し司法試験に挑戦、従業員と家族が店を支えた。司法試験の勉強を初めて約5年、50歳で合格を勝ち取った。弁護士になるのは来春以降、「少年事件をやりたい。お店には立ち続ける」などと語った。
住所: 愛知県知多郡美浜町河和北田面18-1
