埼玉・松伏町にある「菅野製麺所 松伏工場」を取材。11の生産ラインがあり24時間フル稼働し1日18万食が作られている。全国約3800店舗に麺を届けている日本最大級の製麺所。これまで開発してきた麺の数は延べ2500~3000種類。特にこだわっているのが「熟成」と「麺切」。 熟成ボックスでは麺に適した温度、湿度、時間に設定し水分の偏りをなくしグルテンの形成を促している。麺のちぢれをパワーアップさせた新型カッターも開発。ちぢれて太さが不揃いの麺はスープとの絡みが増し手作り麺のような食感が味わえる。ラーメン店との共同開発は欠かせない。ラーメン店の新店舗出店のための麺の試食会が行われた。菅野製麺所・平賀貴博さんは「頭の中にあるアイデアをいかに引き出してそれを形にするのが私たちの仕事だと思っています」と述べた。
住所: 東京都新宿区新宿3-31-5 新宿ペガサス館 1F