YOASOBIは4年前「夜に駆ける」でデビュー。小説を元に音楽を作るユニットとして注目された。そしてその人気を不動にしたのがアニメ「推しの子」の主題歌「アイドル」。YouTube世界楽曲ランキング1位となり、今年8月には初のアメリカライブを成功させた。そんな中新たに手掛けたのはアニメ「葬送のフリーレン」のオープニングテーマ「勇者」。2人の原作の大ファンとのことで、ikuraさんは力強くなるところはグッとくると話し、Ayaseさんは時間をかけ向き合うことは毎曲強くもっていると花した。ミュージックビデオは再生回数1400万回を突破。作詞作曲を担当したAyaseさんは、作曲者としての目線でみているといい、まずはメロディーを作るとのこと。リズミカルとなるメロディーは、物語の軸となる「旅」をテーマにするため異国情緒あふれる空気感などを表現するため民族楽器を使い旅路を演出したという。一方歌詞を綴る上で意識したことは、フリーレンの心情の変化を表すため主人公目線の歌詞づくりにしたという。その楽曲に命を吹き込んだボーカルのikuraさんは、無機質さと感情が溢れ出す部分に差をつけるなどしたという。