2023年7月、足立美術館では背の高い木の剪定が行われた。初日は夏の到来を告げる風物詩として地元メディアも詰めかけていた。まずは建物沿いのアカマツの剪定から。客に近いアカマツは葉をすいて奥が見えるようにする。離れたアカマツほど葉のすき具合を少なくして濃く仕上げ、庭が山に溶け込む緑のグラデーションを作っていく。作業中雨が振り出すと、若い山本さんの剪定に狂いが生じ始め中断を余儀なくされた。8月には植林帯のアカマツの剪定が始まった。
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