個人戦206連勝を記録した吉田沙保里を始め、8年間無敗の全日本選手権10連覇の内田航平など輝かしい成績を残すアスリートがいる一方で、現役生活10年以上ゼロ勝のF1ドライバーや、17年間未勝利のプロゴルファーが存在。ゼロ勝でも戦い続けるスポーツ界のゼロの神様に密着。佐賀競馬場で戦うゼロ勝の神さまについて話を聞いた。馬券を買っても当たらないことから、交通安全のお守り代わりに持つ人も。かつて連敗記録が話題になったハルウララを超え、今なおゼロ勝記録を更新し続けているという競走馬がパドマーワト。2020年にデビューするも6年間130戦ゼロ勝。調教師に話を聞くと、これまでの最高成績は3着。佐賀競馬場に隣接する柳井厩舎にいるパドマーワトは、8歳の牝馬。午前3時から調教が始まる。担当するのが厩務員の片桐さん。北海道の牧場で生まれたパドマーワトは、12戦目から佐賀に移籍。以来ずっと片桐さん、柳井さんの2人で体調やメンタルを管理。普段は怖がりな一面を持つが、レースになると全然怖がったりせず、ゲートには突進するくらいの勢いで入っていくという。競走馬の世界では、重賞で勝つような馬は年間4~5レース、20戦前後で引退する。そんな中、パドマーワトは6年間、隔週でレースに出場し、現在130戦。131回目のレースに向けた最終調整。レース当日、未勝利馬や獲得賞金の少ない馬のみが出場する「SAGAリベンジャーズドリーム」。今回も最下位の11番人気。出走するのは4~6歳がほとんど。
