“アタッチメント”は心理学用語で不安をやわらげて安心したいという本能的な欲求のこと。幼少期に周囲の大人にどんなふうに不安をやわらげてもらったかがその人の人間関係のクセを作ると言われている。その行動がみられるのは不安や恐怖を感じたとき。アタッチメントは子どもの発達にとっても重要な役割がある。アタッチメント理論では、自分が保護されているという安心感が得られてはじめて外の世界に向かうことができると考えられている。今、アタッチメント理論を取り入れ、それぞれがお互いの“安心の基地”になろうという教育が始まっている。