ことしの新語流行語大賞のトップテンと年間大賞が発表された。トップテンは「裏金問題」「界隈」「ホワイト案件」「名言が残せなかった」「初老ジャパン」など。ドラマ「不適切にもほどがある!(ふてほど)」について解説。選考委員のやくみつるは「ふてほど」が選ばれた理由について、「近年であれば歴女やカープ女子など、ジェンダー限局の語は今やNG。口にした当時はみじんも疑わなかったそれらの封印語をあえて世に問うかの『ふてほど』を大賞としたことは、選んだ側の自戒の念も含むものとご理解願えます」と話している。過去の新語流行語を紹介。「オヤジギャル」「歴女」など。1989年の流行語部門の金賞は「オバタリアン」。パワフルな中年女性のことを揶揄した言葉。1989年、新語部門の表現賞に選ばれた「濡れ落ち葉」は趣味もなく定年を迎えた亭主が女房にまとわりつく姿を現した言葉。2021年には「ジェンダー平等」という言葉が選ばれている。1985年は「イッキ!イッキ!」が流行語部門の金賞。1989年には「24時間タタカエマスカ」。2013年には「ブラック企業」が選ばれた。