イタリア中部で開かれた子供向けのサマーキャンプ。単なるサマーキャンプではなく、主に災害対応について学ぶキャンプ。心肺蘇生や災害救助犬による捜索活動を学んだ。参加者は10~13歳の子ども36人。4泊5日のキャンプでは、森林火災や防災を意識したまちづくりなども学ぶ。イタリアは日本のように地震が多い国。自治体などの要請からわずか12時間以内にテントやバス、トイレ、キッチンが搬入されるなど、災害対応の先進国と言われている。夏休みにはこうしたキャンプがイタリア全土で開催。去年は340カ所以上で開催し約6000人が参加。その費用は多くの場合無料。国の予算や寄付金などで運営。このキャンプでは、避難所と同じ食事をする。イタリアの多くの避難所では、開設後すぐに手作りの食事をみんなで食べられるという。サマーキャンプや有事の避難所運営で中心的な役割を果たしているのはボランティア。イタリアでは、ボランティアで仕事を休んだ場合、その給与を国が補償するなど活動に参加しやすい制度が確立されている。未来のボランティアを育てることもキャンプの目的の1つ。
