アメリカで3日行われた中間選挙で連邦議会上院は100議席のうち35議席、下院は435議席すべてが改選された。ABCテレビは日本時間のきょう正午すぎ“連邦議会下院で民主党が多数派を獲得することが確実になった”と伝えた。午後1時半ごろには上下両院で多数派を奪還する見通しになったと伝えた。上院ではこれまでに共和党が44議席、民主党が54議席を獲得することが確実になったとしている。民主党は接戦が伝えられていた共和党の強固な地盤で相次いで議席の獲得を確実にした。カンザス州では上院選挙で民主党議員の当選は94年ぶり。テキサス州では38年ぶりに民主党の候補者が勝利することになった。サウスカロライナ州では直前まで共和党候補の優勢が伝えられていたが民主党候補が議席の獲得を確実にした。ミシガン州では急進左派的な政策を訴えた候補が議席の獲得を確実にした。下院についてAP通信はこれまでに共和党が139議席、民主党が228議席の獲得が確実になったと伝えている。民主党が上下両院で多数派を確保するのはバイデン政権が発足した2021年以来。両院の多数派が一度に入れ替わるのは民主党が勝利した2006年の中間選挙以来。上下両院で大統領の政党と議会多数派の政党が異なる状態になり予算案・法案の審議、人事の承認が難航する可能性がある。トランプ大統領は体制判明後、複数のメディアの取材に応じ結果を受け入れる考えを示し、民主党と協力して政権運営にあたる姿勢を示した。一方でトランプ大統領は3日、SNSに赤い帽子の画像を投稿。帽子には「拒否権」を意味するヴィートゥという文字が記されている。
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