アメリカ財務省の16日に発表によると、先月までの1年間の会計年度の財政赤字は1兆9900億ドル余、日本円で314兆円にのぼった。赤字の規模は、新型コロナ対策で巨額の財政支出に踏み切った2020・21年度に次ぐ過去3番目の大きさ。背景には、金利上昇に伴い国債利払い費用が過去最大となったことや、社会保障費の増加などがあるとしている。アメリカの借金にあたる公的債務の残高は増え続けていて40兆ドル(6000兆円)超え。金融市場では、インフレや公的債務のさらなる増加への懸念などから長期金利が上昇しやすくなっていて、利払い負担がさらに膨らむ可能性もあり、財政悪化への対応が課題となっている。
