北朝鮮のキムジョンウン総書記は新たに開発が進められている攻撃型無人機などの視察を行い、1日も早く軍に配備しなければならないと強調した。北朝鮮メディアによると、キム総書記はおととい国防科学院で開発が進む無人機を視察した。公開された写真では無人機と見られる白い飛行物が装甲車に着弾し、爆発する様子などが確認できる。視察したキム総書記は「戦闘的性能を絶えず高めるのは戦争の準備において重要で自爆型無人機もより多く開発するべきだ」と指摘した。その上で「1日も早く軍に配備しなければならない」と強調している。韓国では今週木曜日までの予定で米軍と合同の大規模な軍事演習が行われていて、北朝鮮としては無人機を誇示することで米韓をけん制する狙いがあると見られる。