日本と米国の半導体関連企業10社が、生成AIや自動運転に必要な次世代半導体の開発施設を米国・シリコンバレーに立ち上げる。この施設は半導体材料の世界的なメーカーである日本のレゾナックが、日米の複数の企業に協業を呼びかけたことで実現することになった。半導体関連の開発はこれまで複数の企業が協業するケースは少なく異例の取り組み。レゾナックによると数年前からアップルやエヌビディアなどIT大手から米国国内での技術開発を要請されていた。施設の稼働は来年を目標にしていて、今年から半導体製造に必要なクリーンルームや装置の導入などの準備を開始する予定。