日本経済新聞の記事「TSMC、4~6月最高益」を紹介。TSMCは世界最大の半導体の受託生産会社。AI処理に欠かせない先端半導体の性能や歩留まり(良品率)で競合を圧倒している。苦戦が続く強豪の韓国サムスン電子やアメリカ・インテルとの差を広げている。こうした中、市場の一部にはTSMCがAIブームの恩恵を受けるアメリカへの投資を優先し、日本や欧州の投資計画が遅れるとの懸念がくすぶっている。足元でアメリカ発の追い風を受けるTSMCだが、販売・投資の両面でアメリカ傾斜が強まるだけにトランプ政権の政策が引き続きリスク要因となる。(日本経済新聞)