今回のアメリカの軍事パレードは陸軍創設250年を記念したもので、イラク戦争で使用したブラックホークを始め、車両約150、航空機約50、兵士約6700人が参加する予定となっている。米主要メディアによると、こうした軍事パレードは湾岸戦争勝利記念パレード以来34年ぶりだという。今回のパレードの狙いについて専門家に聞くと、保守系シンクタンク「ヘリテージ財団」のジェームズ・カラファノ氏は「軍事力や体制の力を権威を誇示し、愛国主義絵国に伝える人々への誇りや感謝を示すことだ」と述べた一方、リベラル系シンクタンク「アメリカ進歩センター」のアリソン・マクマナス氏は「トランプ大統領自身が軍事力を独占的に行使できる強い指導者というイメージを演出する手段」と述べている。