番組では多くの開閉不可能となった金庫に挑戦してきた。今回はイタリアにある開かずの金庫に挑む。その金庫があるのはフィナーレ・エミーリアという街。そこで出迎えてくれたのはバレンティーノ・マッツォーニさんという男性。彼は開かずの金庫の鍵を作成するなどしているという。今回挑むのは貴族出身だという男性からの依頼品、100年以上開けられていないという。金庫自体にも価値のあるものだと考えられるという。19世紀のイタリアは貴重品を保管する必要性に迫られた時代だという。金庫は鍵穴も無ければダイヤルもない。金庫は鍵穴式だがその鍵穴も隠されているもので様々な手順を正しく踏まねば開かないという。金庫の持ち主だという男性のお宅に足を運ぶ。男性の先祖は船の航行に必要なランタンを作り、その功績が認められ貴族になったのだという。男性は金庫はランタンに使うための金箔をしまうために使っていたと聞いているとし、金が入っているのではと予想した。まず金庫の鍵穴を出すための仕掛けを探っていく。探ること1時間以上、バレンティーノさんが鍵穴の蓋を開けることに成功した。全ての鍵穴を発見し、ピックで開けていく。しかし最後の鍵穴を開けたところで再びロックがかかってしまう。1時間以上かけロックを解くと開かずの金庫を開けることに成功した。金庫の中は引き出しと何も入っていない空間があった。引き出しは空のものが多いが、切れて錆びついた硬貨が出てきた。さらには隠し引き出しがあり、中からは鍵や指輪が出現。隠し引き出しには裁縫セットが入れられていた。持ち主の男性に許可を得て、出てきたものを鑑定する。裁縫セットはかなり価値があるという。