29日、トランプ大統領とアンソロピックのアモデイ氏やメタのザッカーバーグ氏など大手テック企業CEOら6人が合意に署名。合意には、各企業には自社の技術を安全に顧客・市民との信頼を築きながら開発する責任があるとして、安全対策のため4つの層からなる管理と監査の仕組みを導入すべきだとしている。具体的には、AIモデルが意図しないサイバー攻撃などを行わないよう社内で強固な管理体制を導入するほか、監視や検知が機能し問題が生じた際に確実に修正できる権限を社内チームに与えるなどとしている。トランプ大統領はこれまで、AI開発をめぐって中国との競争を強調し、安全のための規制に消極的な姿勢を示してきたが、企業側からの懸念を受け各企業内での自主的な管理の徹底を促した形。アンソロピックのアモデイ氏は「大統領も言ったようにAIを制したものが勝者である。しかしこの技術には非常に現実的なリスクも存在しどう対処するかという仕組みについてはまだ議論の最中にある。とはいえ私たちは全員協力する必要がある」と述べ、トランプ政権や各社との連携に前向きな姿勢を示した。
