王子の誕生日を祝うパーティー翌日にファンを賑わせたデンマーク王室のSNS投稿は「昨夜靴を忘れていったのはシンデレラでしょうか？女王主催の晩餐会の参加者が帰った後、クリスチャンスボー城にはこちらの靴が片方寂しそうに残されていました。靴の持ち主の方はぜひ連絡して下さい」と綴られていた。SNSのコメント欄には「この素晴らしい物語の続きが知りたい」などの書き込みがあり大いに盛り上がった。お城に靴を落とし国中が大騒ぎになった数日後、アンネ＝ソフィーさんに王室から「靴をどうするかについて決めましょう」とメールが届いた。アンネ＝ソフィーさんは「王室が持っていてくれるなら嬉しい」とも思ったそうだが、自分にとっても思い出として大きな価値ができたため、「引き取る」と伝えたそう。すると後日、王室から靴が届けられたという。その時、アンネ＝ソフィーさんは寝ており、直接受け取ることはできず気がつくと玄関先に届けられていたという。王室の対応についてソフィーさんは「王子の誕生日だったから怒られるかもしれないと思ったけど、面白いと思ってくれたのなら私の作戦は成功です。同世代が王室に興味を持ってくれたらうれしい」と語った。中室さんは「デンマーク王室は”開かれた王室”と言われていますし、国民からの人気も非常に高い。その理由がよく分かる気がする」などとコメントした。ソフィーさんは以前にもやったことがあるそうで、そのときは親切な人が持ってきてくれて失敗に終わっていたそう。