海洋散骨を依頼する新たな弔いの形。故人は70代の女性で見送ったのはおい、めい家族。海洋散骨の3つのプランについて。1・チャーター・船を貸し切り好きな日時で、29万7000円〜、2・合同乗船・数組の家族が乗り合いで散骨、16万5000円〜、3・代行委託・遺族の代わりにスタッフが散骨、月1回出航、5万5000円〜。代理散骨を行うハウスボートクラブ・赤羽真聡社長によると2019年で154件、2023年で350件、4年間で約2.3倍に増えたという。新型コロナをきっかけに増加している代理散骨。葬祭事業を手がけるイオン子会社・イオンライフでは代理散骨の割合は海洋散骨の約8割だという。「子供たちに負担をかけたくない」と墓じまいを決断した70代の男性は、青森のお墓に入っていた両親の遺骨を海洋散骨することにしたという。お墓が遠くにあることなどを理由に墓じまい(改葬)する件数は、この20年で倍増し2023年度は過去最多に(厚生労働省)。男性が代理散骨を選択した理由は経済的事情。今年102歳で亡くなった母親、14年前に亡くなった父親を一緒に代理散骨するよう依頼した女性は「自宅に保管しながら十分供養できたという満足感があったので代理散骨していただいても十分であると思った」とし自身も「子供がいないので親戚か誰かに頼む形で、私たちも散骨です」と語った。
住所: 千葉県千葉市美浜区中瀬1-5-1
URL: http://www.aeonlife.jp/
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