バイデン大統領と習近平主席は、先月首脳会談を行った。国防相会談を再開することにした。今月に入っても中国海警局の船が南シナ海がアメリカの同盟国のフィリピンの船に、放水銃で妨害行為を繰り返している。アメリカ陸軍までもが、太平洋で戦えるように転換をはかっている。多国間の軍事訓練は、アメリカ陸軍が主導。アメリカ、イギリス、タイ、インドネシアの5300人が参加。アメリカ陸軍は中東で20年テロと戦い続けている。中国での対応を念頭に、アメリカ陸軍は転換している。習近平主席2027年までに台湾侵攻の準備を整えるよう指示しているとアメリカは分析。中国は、グアムを射程に収める中距離弾道ミサイルの東風26の配備をすすめるなど軍備を増強。中国の戦略が背景にある。アメリカが配備しているのが高機動ロケット砲システムのハイマースだ。中国の接近阻止戦略、領域拒否戦略を崩す狙いがある。課題はあるという。ランド研究所の研究員は、どの国が多領域作戦部隊を受け入れるかだという。中国を刺激するために受け入れなかったという。アメリカ陸軍は東南アジア諸国との共同訓練に力を入れている。中国は軍事的に危険な存在となっていく。同盟国や友好国との結束は中国の無責任で危険な行動への対抗手段となるだろうとアメリカ太平洋陸軍の司令官がいう。