ロシア・プーチン大統領がアメリカ・トランプ大統領と電話で会談した。ロシア大統領府のウシャコフ補佐官によると、両首脳の電話会談は50分にわたって行われ、プーチン大統領はイスラエルによるイランへの攻撃を非難し紛争が激化する可能性に強い懸念を示した。プーチン大統領がイラン・ペゼシュキアン大統領、イスラエル・ネタニヤフ首相とそれぞれ電話会談し、その内容をトランプ大統領に伝えたうえで緊張緩和のためロシアが仲介役を担う用意があると表明した。トランプ大統領とプーチン大統領は、イランの核開発をめぐる協議を再開することを排除しないと述べたという。プーチン大統領は14日に79歳の誕生日を迎えたトランプ大統領にお祝いのことばを伝えたとした上で、ウシャコフ補佐官は、現在の個人的な関係に両首脳が満足を表明したと強調した。トランプ大統領は「親切に私の誕生日を祝う電話をくれたが、より重要なイランについて話した」などとSNSに投稿した。