安比高原スキー場などで知られる岩手・八幡平市では人口が減少の一途をたどるなか、市職員の中軽米真人氏はビジネスチャンスと捉える。これまで、未経験から約4週間でアプリ開発、起業などを目指す短期集中合宿「スパルタキャンプ」を無料で開催した。1966年には八幡平で商業用地熱発電所が生まれたが、アジアとしては初めて。地熱発電による余剰電力は他所へ送電もしている。化石燃料からクリーンエネルギーへ転換しながら、脱炭素と経済成長を同時に実現する取り組みは「GX」と呼ばれ、政府は今後10年間で150兆円を超える官民投資を目指すという。日本の地熱資源量は世界第3位だが、地熱を使って発電できる規模では10位。八幡平では地熱発電による電力を使い、オーガニックビール「ドラゴンアイ」を醸造。使っている金沢清水は日本の名水百選にも名を連ねる。渋谷にある店ではビール専用の水筒、ボトルに生ビールを充填して持ち帰ることができる。
八幡平市では地熱の蒸気を活用した温泉水をホテルへ供給している他、病院や介護施設、農業用ハウスにも給湯。染色にも蒸気が使われ、染料を定着させるという。一方、蒸気に含まれる成分が一部の染料を脱色させる。八幡平市では地熱発電所の電力の地産地消を目指す「はちまんたいジオパワー」も設立された。25年からは公共施設に地熱由来の電気が供給されていて、市として年間約4600トンのCO2削減効果が見込まれる。経済産業省が創設した「GX戦略地域制度」において、八幡平市は脱炭素電源活用型の有望地域に選ばれた。
八幡平市では地熱の蒸気を活用した温泉水をホテルへ供給している他、病院や介護施設、農業用ハウスにも給湯。染色にも蒸気が使われ、染料を定着させるという。一方、蒸気に含まれる成分が一部の染料を脱色させる。八幡平市では地熱発電所の電力の地産地消を目指す「はちまんたいジオパワー」も設立された。25年からは公共施設に地熱由来の電気が供給されていて、市として年間約4600トンのCO2削減効果が見込まれる。経済産業省が創設した「GX戦略地域制度」において、八幡平市は脱炭素電源活用型の有望地域に選ばれた。
