今回の依頼者は練馬区の築60年の木造2階建てに2人で暮らす弘さん妙子さん夫婦。近くに住む法子さん夫婦が次男が小学校へ上がるのを機に実家に戻り、親子2世帯6人で同居することになったが、15坪しかない家の中は6人では窮屈だった。親子が互いに気を遣わず仲良く楽しく住める家にしてほしいという願いを叶えるため、魔裟斗と一級建築士の匠・三瓶さんがタッグを組んだ。魔裟斗と匠は家を現場検証した。4年前まで製本会社に勤務し69歳で退職した弘さんはDIY好きで、家には狭小克服のために自作したフライパン置きやレンジフードが設置されていた。2階の窓を開けるとすぐ隣家の外壁だった。床は傾斜しており、瓦屋根は隣家に接触していた。リフォーム予算は2000万円。