今年1月、ゼンショーが白河市でドローンの実証実験を行った。災害が起きて道路網が寸断されたという想定のなか、ドローンで食材を工場に運び工場で作った弁当をドローンで避難所まで届けた。原発に代わる新たな産業の一つとしてドローンが注目されている。去年6月にはドローンの国家戦略特区に指定され、市街地での飛行の規制が緩和した。イームズロボティクスは、能登半島地震の被災地でもドローンを飛ばす活動をした。撮影した画像を3次元化することで被害状況の把握に役立ったほか、救援物資を避難所に届けることもできた。