国土交通省はジェンダーと交通をテーマにセミナーを開き、性別にかかわらず安心して利用できる交通について民間企業と話し合った。セミナーでは交通機関の手すりの高さや自動車の安全試験に使う人形が男性を前提にされていることや交通部門で働く女性の割合がおよそ20%にとどまっている課題を取り上げた。登壇した高速バスを運営するウィラーは女性客同士が隣り合うサービスなどを投入したことで女性客を増やした事例を紹介した。また、日本航空とJR東日本は女性が活躍する職場にすることで誰もが利用しやすい交通につなげたいと話した。