25年6月、看護師のゆうさんは腹痛から、2日目のカレーが原因と疑った。自然界に広く存在するウエルシュ菌は増殖しても味に変化を及ぼさず、加えて、100度で4時間加熱しても死滅しない。増殖すると腹痛や下痢などの症状を引き起こす。ゆうさんの家族はビーフカレーを冷蔵保存しておいた。だが、食事中に鍋に入れたままだったカレーは温度が下がり、ウエルシュ菌が増殖しやすい45度前後になっていた可能性がある。冷蔵保存の際、大きめの皿にカレーをうつしていたが、熱が放出されづらく、45度前後の温度が保たれていたのかもしれないという。ウエルシュ菌は酸素を嫌う性質があり、カレーやシチューなどとろみがある料理では、表面よりも中の方で増殖することが多い。
