名古屋市熱田区 イノアック住環境では落石を未然に防ぐ新しい落石対策工法を開発した。イノアック住環境・遠藤さんによると、日本は国土が狭いので山に道路を作ることが多いが、豪雨や地震によって落石が多い。そこで岐阜大学と共同研究したのが、落石発生源PUR工法。斜面の石の隙間にウレタンを充填する。ウレタンは1分間で約30倍に膨らみ隙間に入り込み、約5分で人が乗れるほどの強度になる。石をまとめて固定し、個別の動きを抑制して、落石を減らすというもの。能登半島地震では道路復旧工事に採用された。遠藤さんは落石を未然に防ぎ、インフラの長寿命化につなげるとしている。遠藤さんは工業高校で土木を学び、設計事務所で道路や区画整理に携わり、26歳で現在の会社に転職した。この工法は全国で導入が進んでおり、現在は日本全国約72万の橋の老朽化対策と延命化の技術を模索している。
