米国はさっそくジョージアとの関係見直しに着手したと発表、制裁も辞さない姿勢を明らかにした。欧米はロシア法とも呼ばれるこの法律がロシアのプーチン政権のように政権批判を抑え込むための手段として使われる恐れを懸念している。ロシアではロシアのジャーナリスト・ドゥンツォワ氏、人権活動家・リトビノビッチ氏、「プーチ・ダモイ」代表者の1人アンドレエワ氏を「外国の代理人」に指定されている。政権の意向に沿わない個人や団体が外国の代理人に指定されているロシア。法案を提出した与党「ジョージアの夢」は外国の干渉から民主主義を守るため政敵の排除ではないと主張し野党や欧米の批判を一蹴している。今後の焦点は10月に行われる議会選挙与党「ジョージアの夢」は宇部糸の関係を重視しつつロシアとも一定の関係を維持する立場。これに対して野党「統一国民運動」は親欧米・対ロシア強硬を鮮明にしている。今回の法律の成立で与党はロシアよりというイメージが強まっている。