米国のバイデン大統領は1日、ロシアやベラルーシで拘束されていた米国人ら16人が釈放されたと明らかにした。釈放された中では「ウォール・ストリート・ジャーナル」の記者エバン・ガーシュコビッチ氏や元米海兵隊員のポール・ウィーラン氏、政治犯として収監されていたロシアの人権活動家らが含まれるとしている。一方で米国など5か国で収監されていたロシア人も釈放され、先ほどプーチン大統領がモスクワの空港で出迎えた。冷戦終結後、米国とロシアの間では最大規模の身柄交換で、バイデン大統領は「すべての米国人が今回の成果を誇ることができる」と強調した。