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「エモーション・キャンセル」 のテレビ露出情報

4月OAのニュースでJR東日本はカスハラを相手しないと宣言したが、きょう紹介するのは暴言を自動でマイルドに変換するソフトを導入しているコールセンター。AIによるカスハラ対策とは?ソフトバンクの開発リーダーを取材。約1万通りの声をAIに学習させたという「エモーション・キャンセル」。カード会社へのクレームの電話を想定し、開発を進めている。クレームの声をAIを使って怒りの抑制機能で音声を同時変換。ポイントは怖くない声に変換しつつ、感情が読み取れるレベルに調節すること。中谷担当部長は「コールセンターのオペレーターはしっかりと応対することが本分。ちゃんと怒りを感じるものとして対応していく」。来年度中の一般販売を目指し開発が進むこの装置。将来的にはAIがカスハラと認識した音声を働く人の好みの声に自動変換してくれるという。UAゼンセンによると、最も印象に残る迷惑行為は「暴言」で39.8%。自動車保険などを取り扱う三井住友海上では今年3月からAIによるカスハラ対策を導入。この会社では会話の全てをAIがリアルタイムでテキスト化している。AIがカスハラに当たると判断した言葉は赤で表示され、即座に上司にメールで報告される。担当者は「リアルタイムでお客様から赤字のお言葉をいただいたときに上司が駆け付けてくれて終わった後も声をかけてくれる。安心して事故対応ができています」と話した。現在、東京都などが導入を検討中の「カスハラ防止条例」。関西大学・社会学部・池内教授は「一番問題だったのはカスハラの判断が難しかった。行政側がその基準を示すことによって現場は対応しやすくなると思う」と指摘した。

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