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「オオツノジカ」 のテレビ露出情報

今、児童書界で桁違いのヒットを連発している注目の仕掛け人、ダイヤモンド社第位置編集部副編集長の金井弓子に、中山秀征が直撃取材。出版不況や少子化が進む今、5万部でヒットといわれる児童書の世界で、金井はシリーズ累計544万部を突破「ざんねんないきもの事典」の立ち上げに携わった。絶滅の理由を自虐ネタで描いた「わけあって絶滅しました。」は96万部の大ヒットを記録。「東大教授がおしえるやばい日本史」シリーズも82万部のロングセラー。去年発売された「いのちをまもる図鑑」は18万部、今年発売された「大人も知らないみのまわりの謎大全」は14万部。大人になっても児童書が好きで、2013年からその編集を担当。自分が面白いと思った企画を次々と形にし、令和の児童書ヒットメーカーになった。
ダイヤモンド社第位置編集部副編集長の金井弓子の児童書ヒットの法則は「光ではなく陰を描く」。金井は「わけあって絶滅しました。」を見せ、「変なタイトルをつけるのが好き」などとコメント。絶滅した生き物が自らの絶滅理由を語る本で、今までの本と目線の違う作り。偉人の陰に着目したのが「東大教授がおしえるやばい日本史」。日本史の偉人たちのすごいところとやばいところを紹介する本。子どもたちが歴史を身近に感じてくれることを目指しているという。
金井さんは子どもは手に取った本を開いたところから読むと語り、金太郎飴のようにどこからでも楽しい本を目指しているとコメント。これを意識し、「いのちをまもる図鑑」は独特のイラストを用い、日常の危険を楽しく学べる内容となっている。また、児童書は子どもと親の両方に魅力をアピールしなければならないのも特徴。そのため、表紙には子どもにとって面白そうなキャッチコピーと大人が「子どものためになる」と感じられるようなキャッチコピーの2つを載せているという。そんな金井さんが最も大切にしているのが「覚えて家まで帰れるタイトルにすること」。これにより、友達が読んでいた面白そうな本を親にねだることが可能になるという。

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