複数のネパールメディアは政府高官の話として、北朝鮮の駐ネパール大使がダハル首相に大使館の閉鎖を決定したことを伝えたと報じた。大使は経済の不況や地政学的な情勢の変化が閉鎖の理由だと説明したという。ネパールでは北朝鮮企業がレストランや病院などを経営していたが、2019年に事業が閉鎖に追い込まれた。北朝鮮は国際社会からの経済制裁によって外貨の獲得や大使館の運営資金の確保が困難になったとみられている。今後はニューデリーにある北朝鮮大使館がネパールの領事業務などを引き継ぐという。
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