続いて一行は創業90年の洋食店「芳味亭」を訪れた。泉ピン子や吉幾三らも通ったという老舗の名店。看板メニューの「ビーフスチュー」は初代オーナーがニューグランドで学んでいる時に「シ」と「ス」を聞き間違えてそれがずっと語り継がれているのだとか。「ビーフスチュー」の一番のこだわりはシチューのベースになっているデミグラスソースを自家製で作っていること。ブールマニエをデミグラスソースに加えることでバターの香りとうまみを一層ふくよかにする。続いては「カニクリームコロッケ」。芳味亭のカニクリームコロッケは型崩れしない硬さが特徴。薄力粉を多めに使用し具材をまとまりやすくし、揚げる前に加熱し火の入りを均等にすることで揚げても崩れなくなるのだそう。やす子は「海鮮の香りがすごい」などとコメント。両方食べたいお客様には「洋食弁当」というメニューもある。