長谷川食堂に密着。午前1時、櫻井さんが店に到着。仕込みを開始した。長谷川食堂のメニューは約100種類。その全てを櫻井さん一人で仕込んでいる。午前4時になると、妻が合流。店を始めるとき、櫻井さんは妻に相談せず1000万円の借金をして店を購入。最初は店を手伝うことを拒否していた妻だったが、出産をきっかけに店を手伝うようになったという。午前5時30分になると、娘が合流。普段は会社員のため、隔週の週末だけお手伝いしているという。午前6時、開店。すぐに店は満席に。午前8時には行列ができていた。客の多くのお目当ては海鮮丼だった。
頑固店主の櫻井さんがなぜ中華料理店で海鮮丼を作ろうと思ったのか。中華料理で人気のお店だったが、バブル崩壊後、売り上げが一気に低下。店の経営が厳しくなったある日、小学生だった娘に「市場だからお魚もやれば」と言われ、櫻井さんはその言葉をきっかけに海鮮丼を始めたという。午後1時に閉店。片付けの後、櫻井さんの朝メシタイム。この日の朝メシはカレーうどんといなり寿司だった。