山崎が俳優を目指したのはテレビの中に入りたかったから。児童劇団に自分で応募して1次審査に合格したが、2次審査の受験料5000円がほしいと親に言えなくて諦めたという。大学進学を機に本格的に俳優を目指し、入学初日に演劇研究会に入った。30年前に八嶋智人の劇団カムカムミニキーナに入団。当時はおしゃれな舞台が流行っていたが、カムカムミニキーナの泥臭い芝居や八嶋智人の圧倒的な存在感に惹かれたという。大学2年生の頃に八嶋と共演した舞台の写真を紹介。八嶋とコンビで笑いを取る芝居だったが、全くウケなかった。4日目か5日目の開演直前に舞台袖で八嶋が「今日こそ面白いことしてくれんやろな?」と言ったことで火がつき、その日はウケた。舞台後に八嶋が「やればできるやないか」とねぎらってくれたという。
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