カンボジアでは1970年代、ポル・ポト政権のもとで5人に1人が死亡する大量虐殺などが起きた。負の歴史を後世に語り継ぐため、日本の支援で平和博物館がオープンすることになった。カンボジア各地では今も、地雷が残っており被害があとを絶たない。従来の博物館では地雷・不発弾などを中心に展示されてきた。運営団体のラックスメイさんは、平気の展示だけでは悲惨さが十分伝わらないのではと感じてきた。新たな博物館の開設に向け、沖縄県平和祈念資料館を参考にした。底では住民の証言に力を入れていた。ラックスメイさんたちは地雷の被害者や大量虐殺を生き延びた人など約80人分の証言を集めた。博物館を展示の場とするだけでなく、博物館から地域や教育現場に出向いての積極的な平和教育を行っている。
