TVでた蔵トップ>> キーワード

「キッド・カラミー」 のテレビ露出情報

2023年9月23日、ベルギー・ルーヴェンで世界選手権が行われた。優勝すればオリンピックの出場権が与えられる。トップダンサー97人が参加。その中で優勝候補と目されていたのが半井重幸、ダンサーネームは「Shigekix」。世界選手権は2日間に渡って行われ、結晶までは最大9回のバトルを戦い抜く。DJがランダムにかける曲に合わせて交互に踊る。勝敗は技術や技の完成度、独創性など5つの項目の採点で決まる。9人の審査員がラウンドごとに採点する。予選で半井重幸はトップで通過した。
半井重幸は世界ランキング2位。これまで大会の優勝は47回、全日本選手権は3連覇中。最大の武器は圧倒的なテクニック。その名を轟かせたのは18歳の時に出場した「BC One 2020」だった。半井重幸は毎日練習場に通い詰め1日3時間ひたすら踊り続けている。去年韓国で行われた世界選手権2022決勝で半井重幸は世界ランキング1位のフィル・ウィザードを対戦。1-2でフィル・ウィザードが勝利した。フィルは「私のバリエーションの多さに彼が少し押されたのだと思う。バリエーションの多い僕が有利に働いたと思う」などと話した。半井はバリエーションを増やすため、肉た改造に乗り出した。
世界選手権の1か月前、半井重幸は仲間たちと一緒に練習していた。仲間と一緒に踊ることで新たな可能性を引き出せないか探っていた。8月末、ポルトガルで開かれた国際大会に出場。準決勝で世界ランキング5位のヴィクターと対戦。見事勝利し決勝でも相手圧倒するダンスで優勝。半井重幸は「ここで挑戦して、ここでいろいろ試したり、発揮できたりしたもの自体にすごい価値を感じた」などと話した。
世界大会前、半井重幸は子どもたちにブレイキンを知ってもらうために開かれた子どもたちのキャンプを訪れた。ここで半井は子どもたちにフリーズのバリエーションを教えた。半井は7歳の時に先輩の踊りをみてブレイキンを始めたという。
世界選手権2日目。初日の予選を勝ち抜いたのは16人。まずは4人の中から2人が勝ち上がるグループリーグ。すべてのRoundで勝利しグループリーグを突破。一方、ライバルたちも順当に勝ち進んできた。TOP8、最初のバトルで登場してきたのは2022年のチャンピオン・フィル・ウィザード。対戦相手はオランダのレジェンド、メノー。フィル・ウィザードが勝利した。半井はキッド・カラミーと対戦。オリジナル技を披露し圧勝した。準決勝で半井はライバルのフィル・ウィザードと対戦。フィル・ウィザードが勝利した。この大会で優勝したのは、3週間前の大会で半井が倒したビクターだった。半井は3位だった。世界大会から2週間後、半井はアジア大会で優勝し、オリンピックの切符を手にした。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.