朝鮮労働党の機関紙・労働新聞は29日、軍事パレードに出席するため訪朝中の中国の李鴻忠政治局委員と金正恩総書記との会談を伝えた。その会談で金総書記は習近平国家主席からの親書を受け取ったという。その親書には「中国は朝鮮半島と地域の平和安定に積極的に貢献する」といった内容が書かれており、金総書記は謝意を表明した。中国代表団を宴会に招待したという金総書記。妹・与正氏も参加し演説したという。北朝鮮メディアは28日、朝鮮戦争休戦70年に合わせて行われた軍事パレードの映像を公開した。金正恩総書記の側には中国の李鴻忠政治局委員とロシアのショイグ国防相の姿があった。さらに膝を曲げないガチョウのような行進=グースステップを金総書記も双眼鏡でチェック。そして12日に発射実験に成功したとする新型ICBM「火星18」も登場した。さらに新たな兵器も公開された今回の軍事パレードで専門家が注目した兵器とは。